【過去コラム・アーカイブ】第10回 - BIRTH CONTROL (Oct. 18. 1999)
昔、HPに載せていたコラムを再アップ。
今回は1999年10月18日のコラムです。
なお、21年前の文章ですので、今更、苦情は受け付けておりません(笑)
では、どうぞ。
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カイ・ハンセン率いるGAMMA RAYのバンド名の由来となった
「Gamma Ray」という曲を作ったとして有名な(有名なのか?)
所は同じドイツ出身のBIRTH CONTROLの2nd アルバム、「Operation (1971)」について。
印象的なドラム・パターンとギター&オルガンのバトルが繰り広げられる
2曲目の「Just Before The Sun Will Rise」も好きなのですが、
ラストに収録されている11分にも及ぶ「Let Us Do It Now」という曲が大好きなのです。
11分もありますが、飽きずに一気に聴けてしまいます。
最初の2分半はピアノ。そこにVo、ストリングス、ドラム、ベース、
ブラス、ハープシコード等が入ってきて盛り上がるのですが、
大仰に盛り上がるというよりは、どこか淡々と盛り上がっていきます。
9分頃からクラシックの何かの曲(確かベートーベンだったような?)を取り入れて
(でもリズムはジャズ風)
ラスト30秒くらいガーッと盛り上がってエンディング、と。
この曲は(というか、ほとんどの曲は)
ギタリストのBruno Frenzel氏が作っているのですが、この曲にはギターが入っていません。
必要無いなら無理に入れなくていいんですものね。
残念ながらFrenzel氏は1983年に亡くなられたようです。
バンドは10年間の活動休止期間を経て
ドラム&ボーカルのBernd Noske氏を中心にして復活しましたが、
この2nd アルバム・リリース時のメンバーで残っているのはNoske氏だけのようです。
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以上でした。
どうやら、その後、 Noske氏は2014年にお亡くなりになったようです。
ですが、バンドは存続していて、現在もライブ活動等を続けているようです。
といっても日本語での情報が少なく(というか、無い)
ドイツ語のサイトを見て、そうなんだろうな、と思った感じなので
間違っていたら、申し訳ございません。
久々に「Operation」や、その他のアルバムを聴きたくなったな。
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